【人間国宝 故・羽田登喜男】傑作本手描き京友禅訪問着「鴛鴦五羽堰出し菊梅文」希少な五羽。唯一無二の美。最高級の美術工芸品。
絹100% たちきり身丈178.5cm 内巾36.5cm(最大裄丈約69cm) ◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃 ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、式典、レセプション、音楽鑑賞、お食事会など ◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯 重要無形文化財「友禅」保持者、人間国宝・羽田登喜男氏。
偉大な功績を残され、2008年2月10日、長き人生を終えられました。
(享年97歳) 一度目にすると心に焼きつく、その意匠、その技巧。
本当に仕入れを毎日していても、出会うことがなくなりました。
もう製作されることのない師、自らの最高傑作。
ここ京都むろまちより、大切にお届けさせていただきます。
キモノ好きの方で、その名を知らない方はいらっしゃらないことでしょう。
羽田登喜男氏と言えば、まさに、京友禅界の重鎮。
最高級の訪問着でございます。
重要無形文化財指定技術保持者には、お弟子さんをとる義務があるそうです。
ですので、羽田氏監修のもと工房で創作されたお品も時折お見かけいたします。
特に「TOKIOetTOKI」などの摺り友禅のラインは、 比較的リーズナブルなお値段で羽田氏の世界をお楽しみいただけます。
ただやはり… きちんと匠の手の入ったお品を、とお考えの方に。
紛れもない本加工、手挿し京友禅の傑作品が、今回ご紹介のお品でございます。
室町でもなかなか仕入れることができません。
羽田氏ご本人の鴛鴦ともなりますと、美術品と同等です。
その価値はきっとご説明申し上げるまでもないことかと思います。
いわずとしれた羽田登喜男氏の「鴛鴦」。
一羽ふえるごとに数十万とも百万ともいわれる、あまりにも有名なお柄行き。
仲睦まじさの象徴として、広く愛され続けております。
肌をすっとすりぬける極上のちりめん地を厳選し… 麗しさを漂わせる、落ち着きをもたせた紅藤色に染め上げました。
そっと水分を含んだように、本当になめらかで… ほのかにベールに包み込まれたようなやわらかな絹の光沢感。
素晴らしい絹肌を、しなやかに感じ取っていただけることでしょう。
たたき染めのおだやかな水面、そこに染め上げられた、独特のデザイン性。
たおやかに。
純白の花びらをつけて咲き誇る菊梅は、ただただ純粋に浄化され… 凝縮された美の世界が、そこにございます。
5羽の鴛鴦は鉄紺、刈安、縹、青丹、鼠、そして黒など、派手すぎず、それでいて上質な明るさを感じさせる、絶妙な色の配置、本当に良きお色に仕上がっております。
上質な絹布に、国宝とまで認められた確かな染めの匠技が、きらりと輝きます。
極上の感性、染め技。
ダイアナ妃へ贈呈された振袖や、 祇園祭の蟷螂山のタペストリーを創作するというという、 この上ない名誉を授かる、人間国宝にまでのぼりつめた作家の渾身の出来栄え。
一点の曇りもなく、最高級の仕上がりです。
末永くご覧いただき、 その喜びを心にお袖を通していただけますように… こう願いつつ、お届けいたします。
どうぞ母娘代々受け継ぐ名品として、末代までも、お持ちくださいませ。
<羽田登喜男> 明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。
日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。
京都府在住。
お仕立て料金はこちら 解湯のし2,160円+※胴裏4,860円〜+海外手縫い仕立て27,000円(全て税込) ※国内手縫い仕立て+20,000円(税込) ※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、 堅牢抜き代4,320円(税込)が必要となります。
※胴裏の価格について ※紋入れについて 商品加工をご要望の場合はこちら(解湯のし) ※お仕立てご用命の際は、一度お手元でお色、風合いなどご確認頂いた後、Web集荷依頼サービス(無料)にてご返送ください。
※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
[A2G000000T]-[TP:浅野浩]-[PS:浅野浩]-[CH:田中郷]-[文責:山中]-[0802018] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
楽天で購入3,024,000円(税込み)